マネー・ローンダリング等
防止に関する基本方針
当社は、「コンプライアンス基本規程」に基づき、犯罪による収益の移転防止に関する法律を遵守し、「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」及び「宅地建物取引業におけるマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」を踏まえた態勢整備を図ります。マネー・ローンダリング防止及びテロ資金供与対策(以下「マネー・ローンダリング等防止」という。)を経営上の重要な課題の一つとして位置付け、マネー・ローンダリング等防止に関する基本方針を以下のとおり定めます。
- 組織体制・責任者
- 当社は、リスク管理・コンプライアンス部担当役員をマネー・ローンダリング等防止責任者とするほか、「三つの防衛線(three lines of defense)」の各部門の役割を以下の通りとします。
- 第1線/営業部門(ソリューション事業部、投資・開発推進部):リスクベース・アプローチとリスクに見合った顧客管理
- 第2線/管理部門(リスク管理・コンプライアンス部):営業部門に対する牽制と支援
- 第3線/監査部門(内部監査室):独立的な立場からの定期的な検証
- 経営陣の関与
- 当社の経営陣は、経営戦略等における重要な課題の一つとしてマネー・ローンダリング等防止に主導的に関与し取り組みます。
- リスクベース・アプローチ
- 当社は、自らのマネロン・テロ資金供与リスクを特定・評価し、当該リスクに見合った対策を講じていきます。
- 顧客管理
- 当社は、「顧客の受け入れに関する方針」を定めたうえで、顧客に関する情報の確認及び顧客管理に関するマニュアルに則り、厳格な運用を実施します。取引時確認が必要とされる取引に関わる個人・法人等についてリスク評価を行ったうえで、当該リスク評価に応じた継続的な顧客管理を実施します。
- 疑わしい取引の届出
- 当社は、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与の疑いのある取引等(「疑わしい取引」)を検知したときは、直ちに届出等の法律上の義務を果たします。
- 関係役職員等の教育
- 当社は、マネー・ローンダリング等防止に関係する役職員等に対しての研修等を通じて、当該役職員等のマネー・ローンダリング等防止に関する知識・理解を深めることに努めます。
- 内部監査
- 当社は、マネー・ローンダリング等防止の整備状況について定期的に内部監査を実施し、その監査結果を踏まえて、さらなる態勢の改善に努めます。
2023年8月1日制定